勝内川散策路・小樽軟石採掘跡探索 2016.11.26探索

 ポイント
 JR南樽駅を起点とし、勝内川散策路(冬期閉鎖有り)で遡行すると、小樽軟石採掘跡、水源池、穴滝、遠藤山や天狗山、小樽峠、松倉岩まで楽しめ、小樽峠からは赤井川村にも抜けられるようだ。行き帰りで、酒蔵、市場、古の建物も見られる。新幹線の新小樽駅ができたら、勝内川周辺はどう変わるのだろうか。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2016.11.26」へ 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 11月26日 <一周2:59 総歩行距離10.462km>
 南樽駅の通路から窓を開けて小樽方向を見ると、手宮線の線路跡が見える。まだ、取り外されていない線路もあり、線路の中に信号機が見える。この右手が南樽駅の駅舎があった所だが遺構は無い。SICAの読み取り装置が見当たらなので、戸惑うがゲートのフレームではなく、別になっていた。 南樽駅を出て、臨港線に下って行くと、旧小堀商店や石造りのQUATTRO DIOがある。
南樽駅から小樽方向 南樽駅 小堀商店 QUATTRO DIO
 田中酒造を横目で見て、勝内川の右岸入口に到着する。冬期通行止めのようで、ゲートは閉じられていたが自己責任で入らせていただく。直ぐに河口から70mと表示された散策路の案内図がある。上流には、天狗山が見えていた。
田中酒造 右岸入口 案内図 天狗山を
 勝内橋の次に、旭橋、河原橋、真栄橋と潜って行くと、JRの鉄橋が現れる。
旭橋 河原橋 真栄橋 鉄橋
 南樽市場のある真砂橋を潜ると、川の中に兜の様な氷が見える。汐見台川の流れ入る所には気が付かないうちに、国道5号線の高砂橋を潜ってしまう。地上の出口に「勝内川 河口から700m/←南小樽駅0.9km・下流400m先左折(真栄橋)/奥沢水源地3.8km→」の標識がある。
真砂橋 兜の様な氷 高砂橋 河口から700m
 左岸を見ると下奥沢川の流れ入る口が見えていた。地上には北の譽酒造が見え出す。対岸には「勝内川 河口から1120m/南小樽駅1.3km・下流800m先左折(真栄橋)→/←奥沢水源地3.4km」の標識が見える。
下奥沢川 北の譽酒造 河口から1120m
 上の橋、奥沢中央橋と遡上して行くと、栄橋の手前で川辺の散策路の終点になる。柵を乗り越え地上の散策路を辿って行くと、地上河口から1630mと記された案内図がある。
上の橋 奥沢中央橋 栄橋 河口から1630m
 上流にある水源池の階段式溢流路(かいだん しきいつりゅうろ)を彷彿とさせるラダーが、清流を白い色に変えていた。私が子供の頃は、下水のような川だったが、今は、シャケも遡上しているようだ。母は子供の頃には、この川で泳いだというので、昔の清流に戻ったようだ。水道橋の手前で、地上の散策路が終わる。水道橋は人道橋も兼ねている。橋のフレームに頭をぶつけないように渡って行く。
ラダー 河口から1990m 水道橋 人道橋部分
 散策路は何故途切れるのかと、清美橋に行き、川岸を見ると岸壁になっていた。一般道に戻って天神の十字路を目指すと、ミツウマゴムがあった。小学校の頃、工場見学で訪れたが、今は操業を停止し、既に中国に移転してしまったようだ。平に延ばされたゴムがカットされ加工される工程が目に浮かんでくる。今、小樽で生き残っているのは、この近くの第一ゴムだけになったようだ。私が、今日履いている長靴は安全靴なので、両メーカーのものではないので複雑な心境になる。恩根内橋が近づくと、蛍雪橋、昭和38年9月と立派な銅の銘板が付いた人道橋が目に飛び込んでくる。対岸にも家は無く、誰も渡っていないようで遺構に近いのではと思う。通り過ぎたが、気になって振り返って見る。
清美橋から上流 ミツウマゴム 蛍雪橋 蛍雪橋を横から
 恩根内橋から、天神十字路に右折し、天神南小樽(停)線(道道697)を上って行くと天満宮がある。天満宮の前には小樽軟石で造ったと思われる門柱がある。
恩根内橋 天神十字路 天満宮 小樽軟石か
 向陽中学校の前を通過し、塚田邸跡を左折する。いよいよ、小樽軟石採掘跡を目指す。一般道の終点から奥に、道が続いていたが、直ぐに笹藪に消えてしまう。昔は畑だったのか平坦な地形に作業小屋が建っていた。物好きな方もいるようで、沢沿いに足跡が付いていた。
向陽中学校 塚田邸跡 一般道の終点 作業小屋
 雪の被った笹藪を漕いで行くと、2つのホッパが放置されていた。沢沿いを藪漕ぎして行くと、沢は倒木に覆われ奥には行けそうになかった。先行者もここで引き返していた。私は、諦めきれず、何とか倒木をかわそうと、右側の斜面を登ってみるが、笹藪が濃くて躊躇する。すると、下草の少ない林があり作業小屋も見えるので、作業小屋を目指す。
ホッパ 藪漕ぎ 沢を覆う倒木 作業小屋
 作業小屋の付近には、採石の跡ではないようなので、作業道跡のような藪の薄い所から、配水地を目指すことにする。藪漕ぎしていたら、いきなり石碑が現れる。回り込んでみると馬頭観音だった。もう一つ馬頭観音があるが、いずれも建立月日は刻まれていないようだった。
小屋の内部 藪漕ぎ 馬頭観音 馬頭観音
 霊廟、解読不明の石碑、無縁塔もある。
霊廟 不明の石碑 無縁塔
 竜神由来書もあり、内容を見ると、勝内川上流にある穴滝と関係があるようだった。穴滝八大龍神の石仏にはヘビが巻かれていた。建物の敷地には東屋があり、その傍に千葉翁頌徳碑が鎮座していた。
竜神由来書 穴滝八大龍神 横にヘビが 千葉翁頌徳碑
 東屋から小樽港を眺め、門柱のある道を下って行く。振り返ると天狗山金毘羅大本院の門柱があり、更に下って行くと天狗山の看板のある門だった。途中、配水地に入るが、門は不思議な所に配置されていた。
小樽港を 天狗山金毘羅 天狗山の門 配水地の正門
 配水地から小樽港を眺め、振り返って天狗山を見上げて、正門から下って見る。途中で、小樽港が良く見える所があるが、道は無くなるが天神南小樽(停)線の峠部分に到着する。
小樽港を 天狗山を 小樽港を 天神南小樽(停)線に
 下って来た峠部分を振り返り、おにぎりを頬張りながら天神南小樽(停)線を下って行く。再び、塚田邸跡や芹の沢通りを眺め、恩根内橋へと戻る。今度は、左岸沿いを辿ろうと、水道橋を渡らずに栄橋を目指すと、栄橋の手前に川辺に遊歩道の入口があった。入口には、河口から1880mの表記にある案内図も設置されている。
振り返る 芹の沢通りを 恩根内橋 河口から1880m
 兜のような氷を眺め、栄橋、奥沢中央橋と引き返して行く。護岸の石垣は白い歯の様にも見える。
兜のような氷 栄橋 奥沢中央橋 白い歯の様
 上の橋、高砂橋と下って行くと、南樽市場が見え出し真砂橋を通過する。
上の橋 高砂橋 南樽市場 真砂橋
 JRの鉄橋も見え出すが、レンガ造りの橋脚は大きく二つに分かれている。上流部分は現役で、下流部分が手宮線跡のようだ。再び、真栄橋を潜る。
JRの鉄橋 鉄橋の橋脚 手宮線の橋脚 真栄橋
 「勝内川 河口から340m/南小樽駅0.5km(左折)↑/←奥沢水源地4.2km」の標識があり、河原橋、旭橋と通過する。最後に勝内橋の袂で終わる。
河口から340m 河原橋 旭橋 勝内橋
 来た道を引き返していると、オタルナイ役所跡の標柱と看板がある。南樽駅近くの高台から小樽港を眺め南樽駅で終わる。
オタルナイ役所跡 小樽港を 南樽駅

  

 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2016年11月26日(土) 一周2:59 総歩行距離10.462km
 11:37JR南樽駅→11:49散策路右岸入口→11:58河口から700m→12:04河口から1120m→12:12河口から1630m→12:18河口から1990m(川辺の道終わり)→12:32天神十字路→12:38塚田邸跡→12:40一般道終わり→12:51沢倒木で行けず→13:12天狗山金毘羅13:21→13:25配水地→13:30道道へ→13:45天神十字路→13:57左岸河口から1880m→14:22河口から340m→14:26左岸入口→14:36JR南樽駅